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経済

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20. május 01. 10:30 péntek

人口28,000人のエステルゴム市は、ハンガリーの都市サイズによるランキングでは39位です。 エステルゴム郡には計24の市町村があり、9万1千人以上の住民が居住しています。またエステルゴム郡はコマーロムエステルゴム県で最も人口が多く全国レベルでは19位、人口が集約する都市部とその郊外を抱える上位18郡に続いています。そしてエステルゴムは、スロバキアとハンガリーの国境を越えて形成される、17万人以上が住むイスター・グラナムEGTC(ヨーロッパ領土協力グループ)の中心でもあります。

エステルゴム市は付加価値の高い生産率で重要な役割を果たしており、現地の工業団地は経済の中心地です。地域の中大企業のほとんどが集中している工業団地では1万人近くの従業員が働いています。2015年の総付加価値は全国レベルで15位、エステルゴム市より規模が大きく、人口がはるかに多い複数の都市を上回りました。いくつかの経済指標は、タタバーニャ、コマーロム・コマルノ、ノヴェー・ザームキ 、ブダペスト郊外などと比較した場合、エステルゴムが最大の経済的中心地であると示しています。

エステルゴム市とその周辺の経済構造を見ますと、製造業が主な産業分野です。大企業、中堅企業の従業員数の78.5%は製造業に従事し、地域の純売上高の92%が製造業から来ています。

製造業では自動車産業が最も重要な分野です、これはマジャールスズキがエステルゴムに開業したことに起因します。自動車産業に従事する従業員数は製造業全体の41.4%、そして売上高は76.6%に上ります。スズキを除いても、製造業最大の雇用主と高付加価値産業は自動車産業です。(スズキを除いた数値:製造業従業員は22.1%、総売上高は30.3%)

観光資源の豊富なエステルゴム市には年間80万人の観光客が訪れますが、訪問客の短期滞在と低支出が特徴的です。2018年の宿泊客数は150.000泊に達しておらず、市内で平均2泊した宿泊客の80%以上が国内旅行客でした。 エステルゴム観光業については次の章で説明します。

観光業開発国家戦略2030では、ドナウベンドは観光開発地域として優先されており、そのブランドポジションは次の2つの要因で決まると書かれています。一つは、首都ブダペストを訪問する外国人の宿泊数と支出意欲、もう一つは、国内旅行客の訪問先。この二面から、エステルゴムは国内旅行者と国外旅行者に違う内容のプログラムを提供ができます。

 

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